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剣道具・田代の製作メモ[武-6胴 変わり塗り]
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武-6胴 変わり塗り2 【未知の胴台】 剣道具・胴の製作記録 平成18年10月 いよいよ「未知の胴台」の製作に入りました。 私ども田代武道具店では、過去に取り組んだことのない剣道具を製品とするために、幾つもの段階を踏まえてから市場に送り出します。通常であれば下準備として、素材選びや、仕込み具合、組み上げにと、各種方面からできるかぎりの情報を集め、幾つものテストサンプルを作ります。そして剣道具は、現実的な製品へと近づいていきます。 |
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| この「未知の胴台」は、胴台屋さんと皮屋さんに頼ることが多くありました。私たちは、いまだかつて見たこともない胴台を作り上げるために、三者間にて綿密な打合せをし、その完成イメージを正確に共有できるように努めました。 |
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| 胸と一体化するような胴というテーマに、胸と胴台にそれぞれ「手揉み黒桟革」を使いました。胴台は一般的に、生皮を張ります。その皮の張り具合が胴台の善し悪しを決めるだけに、具体的に注意しなければならない点がいくつかございました。 生皮も黒桟革も同じ牛からの素材となりますが、「皮から革へ」加工する課程の中で、それは全く異なる性質に変化します。 |
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| 皮屋さんの素材選定に始まり、胴台屋さんでの加工段階における、張った黒桟革の詰まり具合、粘着の強度など、神経を注ぐ箇所が数多くありました。 | ||||||||||||||||
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私たちは、ひとつひとつ検証し、解決できるように努力しました。 いざ、胴台の具合は、自信を持ってお客様にご覧いただける仕上がりとなりました。私たちの予想を超えた製品に正直驚きました。とにかく早くこの胴台に胸を乗せたいと、思ったものです。 次は、いよいよ胸を乗せる工程に進みます。 |
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