防具棚こだわりおすすめ商品製作メモ店舗案内大会・審査会Q&ATOP
店主が想う 田代のこだわり

3. お客様との真剣勝負
剣道具は、上質な素材・適した芯材で作られた部品があっても、決して完成とは言えません。
仕立てが良くなければ、どんなに素晴らしい部品であっても全く無意味なものとなります。理に叶う仕立て上がりの剣道具であれば、着装の馴染みが良く、防具として安全性と耐久性に優れています。常に真剣勝負に身を置かれる剣士の皆様にとって、剣道具にこそ真剣でなくてはなりません。
一時の気の緩みもあってはならないのです。稽古に耐えることが出来ず、天地が外れてしまう・甲手のケラが切れてしまうなど、いたたまれない話をよく耳にします。
だからこそ、剣道具の制作者である私たちは、正面から向き合っています。
それは、高い技術を修得した制作者の自己満足ともいえるような押しつけではなく、その技術をどのような形で使うことがお客様に喜んでいただけるのか、お客様の剣道向上のお手伝いとなるのかを、常日頃から意識して制作しています。
まさに真剣勝負そのものといえるでしょう。
例えば面を仕立てるときは、メジャーリングは同じでも、輪骨格まで全く同じお客様はおらず、内輪や天地の面の量調整に始まり、地の取りつけ高さや、内輪の縫いつけ位置、面金のわら巻きの太さと面布団の縫いつけ、脳天周りのいせの取りつけ方の違いまで、着装の馴染みはもちろんのこと、立ち姿の美しさにもこだわります。
言葉で表現するのは簡単ですが、皆様が稽古に励まれているように、私たちも剣道制作者として、終わることなき道に精進して参ります。
十人十色の剣道具 << お客様との真剣勝負 >> 「立ち姿」をキメる